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先日、長い航海訓練から戻ってきた帆船の
海王丸を見に行って来ました。
「海の貴婦人」とも呼ばれ、帆を張った姿は比類なき美しさを誇ります。
この時は、東京港10号地その1多目的ふ頭に着岸しましたので、かなり近寄ることもできました。
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海王丸を見に行ったのは、本当に偶然でした。
この日は文京あじさいまつりへ行った後、落合にある薬王院を訪ねてから「さて、次はどうしようか?」と行き先を考えていた矢先のことでした。
船舶位置情報を確認したら、海王丸が東京港10号地その11多目的ふ頭に停泊していることが分かったのです。
これで文句なしに決まりでしたね。
ゆりかもめの国際展示場正門前駅で下りたら、帆船独特の形をした海王丸の姿が目に飛び込んできました。
はやる心を抑えながら近づいていきました。
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帆は張っていませんが、とても美しい船体をしていますよね。
この東京港10号地その1多目的ふ頭は
有明西ふ頭公園の末端にあって、自由に立ち入ることができます。
港湾施設は通常は関係者以外は立ち入ることはできませんが、珍しいそんざいですよね。
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海王丸の母港は紛れもなく東京港です。
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ラットガード、つまり、ネズミ除けですね。
手作り感満載!!
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タラップにも接近できました。
着岸して荷物を運び出す人の姿が途絶えたところでパチリ!
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海王丸の船首には女神像があり。名は「紺青」(こんじょう)といいます。
日本丸の「藍青」(らんじょう)の妹にあたり、能管を手にするその姿は優雅で気品を感じさせますね。
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構図的には2枚目と被りますが、距離的には海王丸にかなり近づいて撮影しています。
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さて、この有明西ふ頭公園ですが、ビッグサイトの工事で一部閉鎖されています。
それでも海側は自由に通行利用できますので、ここに船が停泊していたら是非ともお立ち寄りいただきたいと思います。
自販機の設置はありませんが、トイレやベンチもありますから長時間くつろぐことができます。
飲み物などは有明客船ターミナル内に自販機がありますので、そちらをご利用ください。
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有明西ふ頭公園に隣接して整備された公園もあります。
そこで海王丸を眺めていたら、スピード感あふれる船舶がやってきました。
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その船舶が去った後に撮影したカットです。
夏雲が広がり、空には旅客機の姿もあります。
夏ですね~♬
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この水の広場公園に行くと、私は大抵は海辺を歩きます。
今回はゆりかもめの駅へ戻るために道路側の歩道を歩きました。
すると、一か所だけ見晴らしのいい場所があって、今回の新しい発見でもありました。
次は海王丸はいつ出港するのでしょうか?
もし、東京ゲートブリッジをくぐるのであれば、その姿をこの目で見てみたいものですね。
撮影年月日:2018年6月9日(土)
撮影地:東京都江東区有明「有明西ふ頭公園・水の広場公園」
撮影機材:オリンパスOM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO